7月に入ると、だんだんと湿気が抜けてきて、夏の空気になってきます。
朝のうちは、まだ少しだけ風があって涼しく感じるけど、8時を過ぎればもう、ジリジリと照りつける日差し。
この時期の外の仕事は、無理をするとあっという間に体にこたえます。
だからこそ「喉が渇いたら、仕事を止めてもいい」
そう決めて、毎日作業しています。
暑さとの付き合い方。仕事の中で気をつけていること
今の時期は、網や畑など、外での作業が中心
10時になったら、いったん手を止めて、親父と二人でお茶の時間にしています。
冷やしておいた麦茶やコーヒーを、クーラーボックスから取り出して。
ちょっとしたお菓子をつまみながら、一息つくこの時間が、一番の「命綱」かもしれません
熊さんの方がよく「あっちぃ~あっちぃ」と言ってる気がしますが、
親父もよく冷たいコーヒーを飲んでいて、無言のうちに体を気遣っているのが分かります。
普段から、ユニクロのエアリズムや冷感シャツを着て作業していて、
さらに、首には凍らせたネッククーラーも巻いています。
でも、これがだいたい1時間もすればぬるくなってしまうんですよね~。
それでも「やらないよりはマシかな」
少しでも体に熱がこもらないように、工夫しながら作業をしています
去年の出来事と、親父とのやりとり
去年の夏、親父が熱中症になりました。
その日は朝から気温も湿度も高くて、なんとなく空気が重い日だったのを覚えてます。
ふと見ると、親父の額に汗がびっしょり。
「大丈夫?」って声をかけたら、いつものように「大丈夫」と返ってきたけど、
どう見ても普通じゃない。顔色もなんだか悪くて、動きもいつもよりどこか鈍い。
「いったん休憩しようか」と言ったら、
いつもなら「まだ大丈夫」と言う親父が、珍しく素直に頷いて、
ふたりで日陰に入って、30分ほどゆっくり休みました。
冷たい飲み物を飲ませて、クーラーボックスに入っていた保冷剤を渡して。
しばらく横になってもらったら、少しずつ汗も落ち着いてきて、
「もう大丈夫」って言葉にも力が戻ってきたけど、やっぱり心配で・・・
結局その日は病院へ。
点滴を打ってもらって、ひと安心ではあったけど、
「もう若くないんだから、無理はしないで」と、内心ひやひやした出来事でした。
暑さが生む危険と、小さな工夫
真夏の外作業では、思わぬところに危険が潜んでいます。
たとえば、外に置いていた道具。
何気なく素手でつかんだら、あまりの熱さに「ヤベェ、やけどする」と思ったこともありました。
それ以来、どんなに暑くても 手袋は必ずはめる ようにしています。
ちょっとした油断が、大きなケガにつながる。
夏はそういう季節なんだと、改めて感じさせられます。
冷感シャツやネッククーラー、麦茶やお菓子、日陰での休憩。
どれも大したことじゃないようで、ちゃんと積み重ねると、体への負担をずいぶんと減らしてくれるんです。
「暑さに慣れてきた頃が一番危ない」と言われてるように、
今年の夏も油断せず、無理をせず、小さな工夫を続けていこうと思います。
終わりに
暑さの中でも、こうして少しずつ工夫を積み重ねながら、いつもの暮らしを続けています。
体をいたわる夏が、また始まりました。
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